すてられた想い人をなぐさめたら、逆に私がひろわれました!?
「ん、っ」

 ヒロの吐息が身体に触れるだけでもゾクッとして……じわりと目端に生理的な涙が滲む。

 全身が熱を帯びる。


 耳たぶ、首筋、鎖骨、と舌を這わせながら滑り降りてきたヒロが、とうとう胸の膨らみにチュッと少し強めのキスを落として。

 吸い付かれた所がほんの少し赤く鬱血しているのを見て、ヒロにキスマークを付けられたんだ、ってぼんやり思った。

 左の膨らみを手のひら全体でやんわりと包み込まれて、頂を手のひらで弄(もてあそ)ぶみたいに転がされる。


「ん……っ」

 それだけでもたまらないのに、ヒロの吐息が右の胸にかかったのを感じた私は、次に来る刺激を期待してギュッと目を閉じた。

 ヒロが、私のその反応を見届けたみたいに、濡れた唇を胸の先端に軽く掠(かす)めさせて。

「あ、はぁ、……んっ」

 私が小さく吐息を落としたのと同時に、私の胸を口に含むの。
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