すてられた想い人をなぐさめたら、逆に私がひろわれました!?
あとがき
『すてひろ』(別名寛道(ひろみち)救済プロジェクト)に最後までお付き合いくださり、どうも有難うございました!

このお話はもともと
『そろくい』https://estar.jp/novels/25558279


と言う、別のお話で登場していたサブキャラの寛道(ひろみち)が、その作品のヒロインである花々里(かがり)にフラれた際、読者の皆様から寛道を救って欲しいとたくさんの声を上げていただいた事がきっかけで生まれました。

なので、読者様からの声なくして『すてひろ』は生まれませんでした。
そんな『すてひろ』ですが、いざ書き始めてみるととても楽しくて…1ヶ月ちょっとの連載期間、私、駆け抜けるように言凛(ことり)寛道(ひろみち)を追いかけていました。

そんな風に勢いのままに楽しく書かせていただいたこのお話には、何とまた1つ落とし穴が出来てしまって。
それはコトとヒロの恋を進ませるために登場させた、いわゆる当て馬キャラの《《そのさん》》こと園村(そのむら)(きわむ)が、思いのほか読者様に気に入られてしまった事です!

そう、私、寛道(ひろみち)の二の舞をやらかしたんだ!とハッとしましたが、気付いた時には時すでに遅し(爆)。

結果、読者様から「きわむーも助けてあげて?」の声を受け、研究室での最後のシーンを付け加えてのエンドマークと相成りました。

取ってつけたような梨香子の登場に、きっと戸惑われただろうなぁと思いつつ^^;
あそこまであの子を出すつもりは最初なくて、それこそ(きわむ)の様子を物陰から見守る女の子がいたよ的な匂わせラストにする予定でした。

でも田中くんが勝手に梨香子の背中を押しちゃって、あんな流れになりました(田中め!…笑)

結局何だかんだで『すてひろ』はノープロットで書いていたのであんなことに。ホントすみません(爆)。


こんな感じではありますが、とりあえず脱稿できてホッとしています(人´Д`*).+゚.

最後までお付き合い頂いた皆さん、本当にありがとうございました!

次のページに、ずっと私がちょこちょこチェックしながら書いていた人物設定を載せておきます♥(消さずに残しただけとも言う…笑)

※どの作品も、私、こんなメモを見ながら書いてます、いつも。


    2021/07/09 鷹槻(たかつき)れん
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