人気俳優に気に入られました

信じる

『私は遊び?何?意味わかんない。』
トボトボ歩き、自宅アパートまでなんとかたどり着いた。

すると、後ろから、抱きしめられた。
涼太さんだとすぐわかった。
じわぁーっと涙が溢れた。

「ニュース知ってるんだね。
 あれ、嘘だから。仕組まれたこと。
 相手の事務所が、名前売るために、わざとやったの。うちの事務所は、完全否定してるから。
 本当に何もない。信じて。」
「こんなとこ誰かに見られたら大変。
 中入って。」
「俺は、あすかとなら撮られてもいいよ。」
「とりあえず、中入ろう。」
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