極上御曹司に見初められ、溺愛捕獲されました~一途な海運王の華麗なる結婚宣言~
『マリカ様、お疲れになりましたか?』
『鞠香、大丈夫か? 部屋に帰って休むか? それとも医務室へ――』
『大丈夫! 大丈夫ですから。慣れないことで少し疲れてしまっただけです。試着はここまでにしてもいいですか?』
すぐにもわたしを抱きあげようとした翔一郎さんを制止してなんとかごまかしたけれど、わたしの態度に違和感があったみたいですごく心配されてしまった。
「やはり私が抱いていこう」
「いえ、普通に歩けますから。そんなに心配しないで」
「心配になるさ。もっと私に体重をかけてもいい」
腕を組んで歩きながら、顔をのぞきこまれる。
本心がわからないことも多いけど、根っこは優しい人なのよね。
「次はジュエリーショップに行くんでしたっけ?」
ウェディングドレスを試着した時の翔一郎さんの視線が怖かった。
火傷しそうに熱くて、とけてしまいそうに甘くて。
「ああ、だが、具合が悪いのなら日を改めよう」
『鞠香、大丈夫か? 部屋に帰って休むか? それとも医務室へ――』
『大丈夫! 大丈夫ですから。慣れないことで少し疲れてしまっただけです。試着はここまでにしてもいいですか?』
すぐにもわたしを抱きあげようとした翔一郎さんを制止してなんとかごまかしたけれど、わたしの態度に違和感があったみたいですごく心配されてしまった。
「やはり私が抱いていこう」
「いえ、普通に歩けますから。そんなに心配しないで」
「心配になるさ。もっと私に体重をかけてもいい」
腕を組んで歩きながら、顔をのぞきこまれる。
本心がわからないことも多いけど、根っこは優しい人なのよね。
「次はジュエリーショップに行くんでしたっけ?」
ウェディングドレスを試着した時の翔一郎さんの視線が怖かった。
火傷しそうに熱くて、とけてしまいそうに甘くて。
「ああ、だが、具合が悪いのなら日を改めよう」