嘘が溶かした最後の純情
僕を知ってる君
バラエティ番組の撮影で訪れた都内某所のスタジオ。
そこで終始そわそわしている俺は
藍「葵、やっぱマネージャーに頼めば?」
なんて藍に眉間に皺を寄せながら嫌な顔をされる始末。
それもそのはず、今日このテレビ局にこの間の謎の女性
"リン"さんが訪れると聞いていたから。
この間渡されたクレジットカードに書かれた番号にはもちろん連絡しないまま。もちろん今後もする気はない。
けど、人伝にこれを返すのはなんか違うと思った。
だから、自分で返すって決めたんだけど…、
なぜか心が落ち着かない。
マネージャーに頼んだ方がいいんじゃ……
「いや自分で返さねぇーと」
今後のことも考えてビシッと返すんだ。
んー、けど、
やっぱりなんか落ち着かない…。
「ちょっと、自販機行ってくるわ」
璃翔「おー気をつけて」
桃哉「ねぇあおいくん俺のぴーちてぃーも買ってきて」
「桃哉あれ好きだねぇ?いいよ」
藍「あ、じゃあ「だめ。お前の分はかわねぇーよ」
歳下だけにしか奢んない。そういうと「けち!」なんてぷりぷりしだした藍をおいて楽屋を後にした。