客観的恋愛曖昧論〜旅先の出会いは、運命の出会いでした〜
どうしよう……。足りない……。匠さんがもっと欲しい……私こんなに欲張りだった?
「二葉?」
「……もっとして……匠さんと一つになりたい……」
こんなこと恥ずかしいはずなのに、止められない。匠さんが好き。本当は初めて会った時から惹かれてた。でも慎吾と別れていなかったし、自分で自制したんだ。
「二葉ってば……そんなこと言うと、一回じゃ終わらなくて、いつまでも夕飯お預けになるよ」
笑いながらそう言うと、匠は二葉の中に入っていく。二葉は小さく悲鳴をあげると、自分の中に匠がいる事が嬉しくて笑顔が漏れる。
「大丈夫? 痛くない?」
二葉は首を横に振ると、匠の頬に手を添える。少し苦しそうな匠の表情が可愛いく感じる。
「……やっと匠さんを感じられた……」
「うん……二葉の中……すごく気持ちいいよ……」
匠がゆっくり動くと、その動きに合わせて熱い吐息が漏れる。
「二葉……あの日からずっと、こうなる日を思い描いてたよ……君の心も体も全部俺のものにしたかった……」
「うん……私も……。旅先の出会いなんて続くはずがないって思い込んでいたのかもしれない……。匠さんはこんなに素敵な人なのにね……もったいないことしちゃった……」
二葉が笑うと、匠はキスを繰り返す。そして嬉しそうに笑う。
「なんか長い片思いが実ったみたいな感じ。やっぱり二葉は二葉だった……」
「……どういうこと?」
「離れたって、何回でも君に恋をするってこと。俺には二葉がピッタリ合うんだ」
「……なんて素敵な殺し文句かしら……なんか昇天しちゃいそう……」
「……それなら違う意味で昇天しちゃおうか……」
「えっ……」
匠に唇を塞がれ、彼の指が二葉の敏感の部分を弄ぶ。体の奥の方へ何度も匠を感じ、二葉は震えるほどの快楽に身を堕とした。