だから今度は、私がきみを救う番
ひとりはいやだよ、原くん。
きみは今、どこにいるの?
とりあえず、帰ったら家に置いてきたスマホで連絡を取ろう。
昨日まで普通にメッセージを送っていたんだから、連絡くらい取れるはずだ。
そう考えて眠ろうとするけれど、眠れるはずがない。
目を瞑ると、きみの笑顔が浮かんでは消えて、また浮かんでは消えていく。
亜季の笑顔が見たいんだよって、そう言ってくれたことを思い出す。
私も原くんの笑顔が見たい。
今すぐ会って、きみをぎゅって抱きしめてさ。
きみを笑顔にしたいよ。