赤い糸


受験発表の日、少し緊張していた。
周りがピリついてるせいではない。

受けたからには受かりたいと、心の隅にあったのだ。


そして、張り出された長い紙を見た。


受かってる。555があった。

私は喜んだ。
すぐにしんちゃんの所に行った。
そして、しんちゃんも合格していた。

2人でひとしきり喜んだ後、中学校へ向かった。
担任の先生に報告をしに行ったのだ。


そして、高校の制服がブレザーだということを、今更知った。


これから高校生活が始まる。

< 26 / 101 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop