甘いキスをわたしに堕として。
おかげで美玲さんと朱里は何もないってことが分かったし、わたしがちゃんと「彼女」だから不安なことは少ない。




部屋に入ってすぐ、私がいることに眉をひそめてたけど特にはなにも言って来なかった。



それでも感じる不穏なオーラ。



「朱里〜!会いたかったよ」


なんて、ギュっと抱きつく場面に遭遇する。



「やめろ、離れろよ。つかその席藍の場所だから退け」


冷たすぎるんじゃない?って思ったけど、彼女としてその対応は嬉しかった。



ギロっと睨まれる。



ふぇ…や、やっぱり怖い‼︎
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