甘いキスをわたしに堕として。
「うわぁ…すごいね」
学校終わりに〝囚われの街〟にやってきた私たち。
あの日からすでに2週間は経っていて、どこか懐かしささえ感じるほど。
相変わらず人気は少なく、かといって全くいないわけではなかった。
「…んーここら辺だと思うんだけど」
まずはカフェ探し。
どうやら、そこのカフェは紅蓮の人たちが通っているという噂があるとかなんとか。
_夜前に戻れば良い。
そんな浅はかな考えが、まさかあんな大きな出来事になるなんて…。