再会した幼馴染に溺愛されています。

「はあ〜」


その直後の休み時間、私は今さっきの恥ずかしさと驚きに耐えれず窓際で外を眺めていた。


ギラギラと太陽が照らしてる。
今日も外はすごい暑いんだろうなあ。


「おい、アキ」


懐かしいそういえばあの人も私をこう呼んでたなあ……


「わ、私!?……んっ……」


振り向いたと同時に突然唇に伝わる温かく甘い感触。


程よい香水の香り……


何が起きたか整理が着くと身体中が火照って体温が上がっていくのが分かる。


夏のせいじゃない……。


それは目の前で私の唇に重ねている転校生のせいだよ……。


「ちょ、ちょっと急に何するの!?」


甘い夢と快楽に堕ちそうになるも踏みとどまった私は彼を突き放して必死にそう言うしか出来ずにいた。


「なんだよアキ、あの時の約束忘れたのか?」


「約束って何!?てかやっぱり冬馬なの?……小学生の時に引っ越して行った……」


もうどこから突っ込めば良いのか分からない。


心臓が爆発しそう。


気付かなかったけどよく見ると周りの生徒達が目を点にして私達を見つめてる……。


どうしよう……。
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