雪のように真っ白な心を情熱の赤に染めて~強引なイケメン過ぎる御曹司は甘くて熱い愛を注ぐ~
かっこよ過ぎる御曹司との偶然の出会い
『ねえ~まあ君。これが欲しい~』


『これ?ちょっと高くない?』


『でも可愛いもん、これがいい!お願い、買って~』


両手を合わせてウインク。


『仕方ないな。じゃあいいよ。これにしよ』


『わ~い、やったぁ』


今どきこんな喜び方する人いるんだ…っていうくらい派手なリアクションだ。


甘えた彼女の今年のクリスマスプレゼントは、最高級ブランドの財布からカードを出した彼氏からのめちゃくちゃ高いバッグ。


えっ、嘘、一括?


すごい…


どんなお金持ちなの、この彼氏。


まだ若そうだよ…たぶん私よりも年下?


『ありがとう!大事にするね』


その場で渡された彼女のニコニコが止まらない。


当たり前だよね、こんなすごいプレゼントもらったらテンション上がるよ。


なんか…


ちょっと…


うらやましい…かも。


って、ううん!!


全然、全く、うらやましくない!
< 1 / 188 >

この作品をシェア

pagetop