恋と旧懐~兎な彼と私~

君は輝く金色の星

心臓ばくばくの,約束の土曜日。

気合い入った格好は辞めよう。

乙女心を必死に殺してそんな決断をした私。

でも,短くないスカートくらいなら……

揺れに揺れた結果。

汚れないと分かっての白く長いスカートに,白いスニーカー。

どこかの景色がプリントされた黒いTシャツ。

Tシャツってあんまり着ないんだけどなぁ。

どれを着ても意識しているように見えて,これしか選べなかった。

ここで言っておきたいのは,Tシャツがダサいと言っているわけないということだ。

自分ももっていたくらいだしね。

髪はハーフアップのちょい巻き。

うん。

大丈夫,ラフな感じが演出できてる。

私は約束の30分前にはつけるように家を出た。
< 14 / 161 >

この作品をシェア

pagetop