新月Days
同じ歩幅を保って歩いてくれるツキト。
時折触れる肩と腕が、なんだか嬉しい。
あたしの隣に居てくれるんだね。
恋人として。
想ってばかりだった。ただただ信じていた。信じて待っているしかなかった。
手が届きそうで、絶対に届かない。
それは心の中の、柔い部分でわかっていたのに。本当は。
向き合いたくても、向き合えない。
決してあたしを、正面から見てくれようとはしなかったあの人。
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