新月Days
意を決して、ツキトにメールをした。
『ツキトが好きです。初めてツキトと逢った、あの公園で待っています。もしまだ、ほんの少しでもあたしに対しての気持ちが残っていたら、来てくれませんか。ずっとずっと、待っています。綾。』
もう、無理かも知れない。
こんなことしたって、何にもならないのかも知れない。
ツキトの気持ちはたぶん、あたしから離れてしまっただろうから。
だから、今夜の間にツキトが来てくれなかったら、諦めよう。
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