新月Days



「俺の気持ち。アヤちゃんはわかる?」



穏やかなツキトの問いに、首を横に振れば。




「そうでしょ?言わなきゃわかんないし、聞かなきゃわかんないんだよ。相手の気持ちなんて。」



だからね?



「これからは、何でも話そうよ。不安に思うことは、全部。そうすれば、なくなるでしょ?不安なんて。寄っ掛かって、甘えたっていいんだよ。だってアヤちゃんは俺にとって特別な人だから。」



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