人生諦めたオッサンとキラキラ女子大生エピソード1
ユカはすぐに出た

「昨日はごめんね」
電話の先で、ユカが泣いているのがわかった

「コウジさんのバカ」
ユカはそれを言うのが精一杯だった
コウジは無言だった

「ねぇ、今から少しでも会いたいです」
ユカの突然の言葉に驚いた
気が付けば、ユカが指定した所に車を走らせていた

「お待たせ!」
コウジが助手席のマドを開けると、ユカが乗ってきた

ユカの目は泣き腫らしたせいか?
腫れていた

「ごめんな。無神経なことばっか言って」
「離れたら許さないんだから」
「もう離れない!」
二人はいつの間にか抱き合っていた
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