離婚するはずだったのに記憶喪失になって戻ってきた旦那が愛を囁き寵愛してきます
「あっ…… な、何で? 」

 シエナを膝の上に乗せ、俺達は繋がった。 

「ゆっくりしないと、お腹の子がビックリするだろ? 」

「やぁ……っ、意地悪しないで…… 」

 俺はシエナの中に挿れた後、動かず繋がりを感じていた。

 それだけで、心の奥底からホッコリと暖かくなる。

 だか、しかし……。

 妻から、まさかのおねだり!

 もどかしいのか、シエナは自分からユルユルッと、腰を動かして来た。

 クッゥーーーーッ!!

 それはダメだ!!

 キュン死する!!

 悩ましい声と、行動に、俺の頭は沸騰寸前。

 ッ……ッ! なんだコレは、小悪魔的計算か?!

「俺の奥さんは、おねだり上手だな」

 チュッと唇にキスを落とすと、チュッチュッっと、シエナも返してくれる。

「ぁ……あっ……、やらしい私、き、嫌いにならないで…… 」

 生理的な涙をポロリッと流して、甘い吐息を吐くシエナをギュッと抱きしめる。

 男にはやらねばならぬ時がある!

 妻の期待に応える様に、俺は燃えた!

「っああ……っ、もう、無理……、やあぁぁーーーっ、コレ、小さくしてぇ…… 」



 



 
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