幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜

「ごめん……安心して、つい、ね」



てへっと可愛く舌を出して笑う桃菜ちゃん。その顔を見てこっちまで安心する。



「それで?朝陽くんとはなんかあったの?告白はしたの?」



桃菜ちゃんと2人並んで廊下を歩く。一緒に調理室に向かうことにした私たち。話はいつの間にか私の告白の話になっていた。


告白はまだ、だけど………。



「ううん、まだ。だけど、今日の後夜祭で告白する。朝陽にそう予約したからね」


「そっかぁ!じゃあ、頑張らなくちゃね!めいいっぱいオシャレして後夜祭楽しんじゃお!私に任せてよ」



桃菜ちゃんが応援してくれて俄然やる気が出た私。桃菜ちゃんは髪のセットをしてくれるとのことだったので早く片付けを終わらせなくちゃ!



「あ、そういえば、cheaterのメンバー、全員警察に捕まったらしいよ」


「え?そうなんだ。よかったぁ……」



調理室について掃除やらゴミの片付けをしていると桃菜ちゃんがふと話してくれた。
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