幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜

「ふふ、じゃあ私、お風呂入ってくるから」


「りょーかい!俺はちょっと冬馬と話すからゆっくりでいーよ」


「はーい」



そんな会話をして私はお風呂場に向かった。


ひとりきりになった瞬間、緊張が一気にとけてズルズルと床に座り込む。



「はー………ホントに私と朝陽はカレカノになったんだ………え、ってことはこれからは同居じゃなくて同棲ってことになるの!?」



カレカノになった実感を噛み締めているとふとそんな考えが頭をよぎる。


や、やだ。


私ったら何を考えてるの!


ブンブンと頭を横に振り、変な方向に考えがいかないように何とか抑える。



「へ、変なことを考えるのはやめよ!」



気持ちを切り替えて私はお風呂に入った。



「気持ちよかったー」



ホカホカと暖まった体を拭いてパジャマに着替える。


朝陽にお風呂が空いたことを言った後に、髪をドライヤーで乾かした。
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