幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜

もちろん、朝陽と一緒に住んでいることは伏せて話した。


下がってきたメガネをあげながら恋愛経験豊富な桃菜ちゃんに話してアドバイスを貰おうと思ったのに………



「心美ちゃん!なんでそんなキスを軽々しく受け入れたのさ!そりゃ、心美ちゃんが朝陽くんのことが好きなんだって言うのは気づいてたけど!」



私が話したら朝陽に怒ったのか叫んでいる。


この話、長くなりそうだな。


と、若干後悔しながらも桃菜ちゃんの話に耳を傾ける。



「それで………どうしたらいい?」


「どうしたらって………気持ち、伝えないの?」


「伝えたいのは山々なんだけど……」



一緒に住んでるし、もし私が振られたら一生立ち直れない。


朝陽とも一緒に住めなくなっちゃう。


それだけは絶対いや。


そんな葛藤が頭の中で繰り広げられている。自分でもどうしたらいいか分からないから聞いてるのに。
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