1人旅で声をかけてきたイケメンとやっちゃった。

信じる

「遥希くん、ごめんね。疑ってた。」
「いや、俺の方こそごめん。ちゃんと、話さなかったから不安にさせた。
 本当にごめん。」
「大丈夫。」
 涙が出た。

「大丈夫じゃないじゃん。本当にごめん。俺、美波しか考えられない。
 いつもブレスレットもしてる。大好きだから。」
「うん。ありがとう。信じる。」

その夜、遥希くんは、全身で私を包んでくれ、愛を感じた。
すごく嬉しかった。
信じることができるようになった。
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