学校1人気の先輩は私だけを溺愛する。
そう、だよね……。

もしかしたら、お姉ちゃんは私を……少しでも好きになってくれたんじゃないかと思ってしまった。

「美里ちゃん〜!早く乗りなさい〜!」

「はーい! じゃあね」

お姉ちゃんが車に乗って、車が進む。

早く……帰らな、きゃ。

先輩と会ったらダメ……なんだ。

そう思いながら足を進めて、駅に向かう。






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