The last nightーあの日みたものはー
「叔母さん、ごめんね」

不思議そうな顔で私をみる。

「迷惑、かけちゃって…」

ただでさえ、厄介者の私なのに更に倒れられてはたまったもんじゃないだろう。

「なぁに言ってんの!実際には血の繋がりはなくても、みーちゃんは家族なんだよ?もう、何年一緒にいると思ってんの。みーちゃんは娘のようなもんだよ!」

とあっけらかんとして笑う。

こんな時、どうすればいいんだっけ?
あぁ、そうだ、

「叔母さん、ありがとう」

だ。
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