エリート同期に結婚を申し込まれました。
「俺と結婚、する?」
「……だからっ、私は」
どうしよう。私……岡部が好きなのかな。
「いつまでも待ってるから。里穂が、俺のこと好きになってくれるまで」
そう言った岡部は車のエンジンをかけて出発させたけど、私の心臓は激しく高鳴っていた。
もうずっと、岡部に心奪われてるよ。それを伝えるまで一年かかるとは私は思ってなかったけど。
「……結婚、する。岡部と」
fin.
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「と、倒産ってどういうこと……⁉︎ 」
今の会社で働いて三年目の春、いきなり倒産しました。
タイミング悪く、家もなくなって……。
もう絶望的だ…と思っていたのに、救世主現れました⁉︎
⑅︎∙︎˚┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎˚∙︎⑅︎
一文無し元OL
朝比奈 美唯 Miyu Asabina
×
igarAshiロジスティックス・専務取締役
五十嵐 麗央 Reo Igarashi
⑅︎∙︎˚┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎┈︎˚∙︎⑅︎
「君、住み込みで仕事しない?」
……え??
条件が良すぎて、騙されたと思ってついていけば……
「朝比奈さん、ここサインして」
彼に差し出された紙は……婚姻届⁈
「まずは三ヶ月、お試し期間ということで」
試用期間三ヶ月なのに毎日甘い言葉を囁く彼にドキドキしっぱなしで……。
私に気がないはずなのに……なんでこんな、
「美唯は、俺の奥さんでしょ?」
同居だけだと思ったのに……結婚だなんて。
「俺が嫌なら突き放して、美唯」
突き放すなんて出来ないよ、だって私……
─︎─︎─︎─︎─︎─︎─︎─︎─︎─︎君のことが好きになっちゃったんだもん。
2020.05.18〜
\ベリカにてオススメ掲載していただきました!/
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君が私を好きじゃないって知ってたよ。
君は大人で 私は子どもで…
わがままばかり言ってたね。ごめんね。
だけどもう…君は、君の好きな人と
…幸せになって、ください。
◌︎⑅⃝︎●︎♡︎⋆︎♡⃝︎ ˻˳˯ₑ♡⃝︎⋆︎●︎♡︎⑅⃝︎◌︎
ある事故で身体に火傷を負った女子高生
桜林 千紘(17)
×
彼女の為に消防士になった
水瀬 朝陽(28)
◌︎⑅⃝︎●︎♡︎⋆︎♡⃝︎ ˻˳˯ₑ♡⃝︎⋆︎●︎♡︎⑅⃝︎◌︎
だけど、まだ君を好きでいさせて…。
♡素敵な表紙は依兎ちゃんに頂きました♡
改稿版として書き直しましたが、物語は変わってません。
\野いちごさん編集部オススメに掲載されました/
(2023.3.28)
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中学一年生の明梨は、いつも妹の光梨の影みたいに感じていた。
モデルとして雑誌に登場し、みんなを笑顔にする「太陽」のような光梨の隣で、私は「光梨ちゃんのお姉ちゃん」としか呼ばれず、自分の色が見えない毎日。
学校でも家でも、透明な存在のように思えて、胸が苦しかった。
唯一の居場所だった図書室で、瀬戸くんだけが私を「明梨さん」と呼んでくれた。
手作りのキンモクセイの栞や、淡い水色の画集を「丁寧だね」と褒めてくれて、初めて「自分でもいいかも」と思えた。
でも、雨の放課後、中庭で聞いた本音の言葉——「相手してるだけ」「かわいそうじゃん、一人ぼっちは」「妹みたいに明るい子の方が……」——で、心が粉々に砕けた。
土砂降りの雨の中を走って家に帰り、大切なスケッチブックを力いっぱい破り散らしてしまった。光梨にまで八つ当たりして泣きじゃくった夜、暗いリビングで私は見た。
腫れた指に血をにじませながら、一人で必死にピアノを練習する光梨の姿を。
完璧な笑顔の裏で、母の期待に押しつぶされながら頑張っていた妹の孤独を知り、私の「静かな色」を羨ましがっていたことを初めて知った。
私は新しいスケッチブックを手に、昨日までの自分にさよならを告げる。
瀬戸くんとの想いを手放し、美術部やアトリエという新しい場所へ一歩を踏み出した。
雨上がりの青い空のような色を信じて、姉妹で重ねる「二色の花」が、静かに、けれど確かに咲き始める。
影だと思っていた私は、自分の光を持っていたんだ——。
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