初対面でプロポーズしてきた、イケメン旦那様に溺愛されてます。
 前日にもらった服を着て、髪をセットし、メイクし、優さんと出かけた。
 
 役所に行き、婚姻届を出した。
「これで、正式に結婚したね。」
「はい。よろしくお願いします。」

 手を繋ぎ、役所を後にした。
 
「昼ごはん食べに行こうか。」
「はい。」
 昼食は、お寿しを食べに行った。

 その後、結婚指輪を注文しに行った。
「どんなのがいい?」
「うーん。シンプルなのがいいです。」
「了解。」
 いろいろ見た。

「これなんてどう?」
「いいですね。」
店員さんに、ダイヤを半分にして、イニシャルを入れることを勧められた。
「それいいじゃん。」
「杏奈はどう?」

『杏奈だって。』
胸がキュンとした。

 結婚指輪が決まった。
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