惚れたら負け─お前のこと好きになった─(176/176)

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恋愛(純愛)297ページ

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──4年ぶりに再会した幼なじみに突然求婚されました── 鈍感で恋を知らない女の子胡桃妃奈（くるみひな） × 財閥の御曹司、なんでも出来る完璧イケメン東雲凪（しののめなぎ） 13歳の春休み、何も言わずにどこかへ行ってしまった幼なじみの凪くん。『俺と結婚してほしい』再会した途端、言われたのはそんな言葉でした『妃奈はこの世界の誰よりも、何よりも可愛いから。』凪くんの言葉はお砂糖みたいに甘々で。『…………妃奈は俺が、誰にでも優しいと思ってるんだ？』「うんっ！凪くんは優しいよ！」『………それなら多分俺、このヒーローと同じだと思うよ』たまにちょっぴり意地悪で。『妃奈のかっこいいも俺限定ね』『他の男のやつとかやめて』気づいたら凪くんしか見えなくなってて。『……妃奈………抱きしめてもいい？』甘えられるのも全部、全然嫌じゃないの。『その顔されて我慢できるの俺だけだから』凪くんの言葉はいつもずるい。『嫌い』そんな言葉を聞くと心臓がおかしくなるほど痛くって。凪くんに嫌われるって思ったら、頭が真っ白になる。ねぇ凪くん…… これってなんなのかな。なんでこんなに苦しくなるのかな。 ─────『俺に溺れてよ、妃奈』幼なじみの溺愛は溺愛の域を超えていました。