これを溺愛だとは認めない!
キーンコーン
カーンコーン


HRの始まりを知らせるチャイムの音が鳴り響く。


「たま!またな!」

「……」


風先輩が、何処かに行ってくれた事に安心して溜息を漏らしが今更遅い。


教室内の生徒の視線は私に向けられている?


その目は変なモノを見るような目で、悪目立ちし過ぎた現実を突き付けられる。


人の目が怖い__


私にとって、人間は恐怖の対象でしかないんだ。
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