これを溺愛だとは認めない!
家の近くの公園まで送って貰って、バイクから降りる。


「た、たま!」

「どうしました?」

「た、たまの家族に挨拶しないでいいかな?」


私の家族に挨拶?

友達っていうのは、そこまでするんだ。


「あ、大丈夫です……」

「そっか……」


何故か、ガッカリしている風先輩。


「あの……」

「なんだ!?」

「夜……。メッセージ送っても良いですか?」

「も、もちろんだ!!」


嬉しい__





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