犬系男子が可愛くてたまりません

「あれ?怒らないって言ったじゃん」

「怒ってはないですけど…やっぱり女絡みとなると少しは……う〜」

「プロならお金もらうから割り切ってやるけど他の1年にとばっちりがくるといけないからな、迷惑になる

でも今のサークルにいなかったら真由とも出会ってないから感謝だな」

真由香は少し照れていた

「そう考えるとよかったんですかね?」

「うん、よかった、真由顔が赤い(笑)」

「気のせいです」

真由香はフッと横を向いた

「真由…」

亮介は真由香の顔を上向けてキスを落とした

真由香の顔はもっと真っ赤になった

「ズルいですよ、真由、逃げれないのに」

「付き合うんだから逃げなくてもいいだろ?」

「初めて……だったのに」

また顔をそらす

「ごめん、真由にキスしたい」

真由香の唇を指で触る

ドキドキしている真由香は亮介の方を向いた

「真由、いい?」

「ちょっと、亮介さん」

亮介の顔が近づいてくる

「……んっ………ぷはぁ」

真由香は息をとめていたから苦しくなった

「恋愛初心者なんでお手柔らかにお願いします」

「うん、わかった(笑)可愛いよ、真由」

真由香のほっぺたを軽くつまんでからなでてくれた

やっぱり経験豊富だ、扱いに慣れてる

まだドキドキする

亮介さんは言い方も優しい

こんなのみんな好きになっちゃうよ

真由の初めての彼氏

こんなハイスペックな人でいいのかな

何でみんな別れちゃうんだろ
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