至高の冷酷総長は、危険なほどに彼女を溺愛する -CLASSIC DARK-

押し倒された状態から、急に腕を引かれた。


上体を無理やり起こされて。

……気づいたら京様の腕の中。



「言いつけ破るたびに、すばるの服、1枚ずつ脱がしちゃおっかな」


冗談っぽく笑いながらも、京様の指先はしっかりとシャツのすそ。



「やっ……だめです!」

「あーあ。言ったそばから敬語使って」

「っ! やあっ、だ、だめ……お願い、やんないで……」


この人なら本気でやりかねないと思って、必死に許しを乞う。


恥ずかしさに加えて、京様にタメ口っていう申し訳なさ。


もともとよりキスのせいで薄く膜をっ張っていた涙が、ぽたっと雫になって落っこちた。

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