無気力な王子様は私への愛を拗らせたヤンデレさんでした。
「ご、ごめん……僕、ちっちゃい頃からひなちゃんが作ってくれた料理しか味がしないんだよね……」

「えええ……!?じゃあ、これからいままで味わえなかった分いっぱい私が料理作ってあげるね……!!」

「ひなちゃん……」


優しい……可愛い……幸せだ。


そんなことを思いながら、僕たちは幸せな時間を過ごした。
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