無気力な王子様は私への愛を拗らせたヤンデレさんでした。
ソファの隣に座っていたひなくんはぎゅっと横から私を抱きしめてきてくれた。
「ひなちゃんより尊くて、可愛いものなんてないよ」
「そ、それはちがうよ……!!」
「ちがくかいよ?ちがうっていうなら否定する口を縫い付けてあげようか?」
「こ、怖いこと言わないで……!」
お口を縫うって……!怖すぎるよ……!!
本気の声色でそう言われて、思わず身体がぷるっと震えた。
「最後にひなくん愛してるだけ言わせて、もう他の男の名前を口から出さないように縫い付けるの。ステキでしょ?」
「全然ステキじゃないよ!これからひなくんにはいっぱい大好きとか言っていきたいし……!」
「……!そんなこと、思っててくれたの?」
「ひなちゃんより尊くて、可愛いものなんてないよ」
「そ、それはちがうよ……!!」
「ちがくかいよ?ちがうっていうなら否定する口を縫い付けてあげようか?」
「こ、怖いこと言わないで……!」
お口を縫うって……!怖すぎるよ……!!
本気の声色でそう言われて、思わず身体がぷるっと震えた。
「最後にひなくん愛してるだけ言わせて、もう他の男の名前を口から出さないように縫い付けるの。ステキでしょ?」
「全然ステキじゃないよ!これからひなくんにはいっぱい大好きとか言っていきたいし……!」
「……!そんなこと、思っててくれたの?」