イケメン幼なじみが転がり込んできた。
「よぉ。」
 後ろから、声が聞こえ、背中を叩かれた。

「痛い。何?」
「おはよう。」
「おはよう。」

 この人は、私の幼なじみの鈴木龍之介(りゅうのすけ)。私は、『りゅう。』と呼んでいる。
 幼馴染で、保育園から高校まで一緒。さらには、大学まで一緒の腐れ縁。
 でも、この男は、高校時代に、何人にも告白されたモテ男なのだ。
 私には、あまりわからないが、イケメンらしい。
 
 ゆうかとひなも
『りゅうくんってイケメンだよね。イケメンの幼なじみは羨ましい』
 というほどだった。
 
 実家から通っているようだ。
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