⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中
久々に合った目。

相変わらずその瞳に慣れないのは何でだろう。


嬉しい…はずなのに、今は会いたくなかった気持ちのほうが大きいのはなんで?



「桃」



あぁ…なんで私の名前を呼ぶの。


今まで散々避けてきてたじゃん…っ。


キライってハッキリ言ってたのに。


なんで、なんでそんなに苦しそうに名前を呼ぶの?



そんな私の気持ちとは正反対に、ジリジリとわたしの方へ寄ってくる。


「アイツとー…花火行ったの?」

アイツっていうのは、きっと尚先輩のこと。


「うん。そうだよ…」


「……もしかして告られた?」


ビクっ

答えるよりも先に身体が反応した。


「へぇ。図星、ってところか」
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