⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中
絶対似合ってないかと思ったんだけどなぁ。



「それなら晴翔くんだって文句は言えまいっ!ちょー可愛い〜♡」


「えへへ。そんな褒められたら恥ずかしいよ…」


そうやって、キャピキャピ自分のことのようにして喜ぶ愛莉ちゃんの方が何十倍も可愛いよ。



「あとね、それに似合うベルトとカーディガンがあったの!コレ、身につけてみて」


サっと手渡してきたのは、薄ピンクのカーディガンと茶色の細めのベルトだった。



愛莉ちゃんに言われた通りベルトを腰に巻いて、上からカーディガンを羽織った。



鏡にうつった自分をみてビックリ。


わぁ…す、すごい。
小物のチョイスでこんなにガラッと変わるなんて!



さっきまでふんわりしていたワンピースだけど、ベルトのおかげでキュっとタイトになって、一気にオシャレ上級者になった気分だった。


「〜っ可愛いー!すっごく似合ってる!」



まるでウサギのようにピョンピョン跳ねる愛莉ちゃんに、思わず笑みがこぼれた。
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