花と誠の想い
小さな神様

はじまりの物語

これはとーっても昔のお話
ある村の小さなお社に現れた小さな女の子。


女の子は子供たちと仲良くなり、
毎日、日が暮れるまで子供たちと遊び
みんなが帰るのを見守っていました。


女の子には不思議な力がありました。


怪我や病気をした人がそこの社に行くと、
怪我の痕も、病気の気配も全てを置いて帰ってくるのです。

雨が降らず、作物が育たない
そんな時に人々は女の子に雨乞いしました。


その子が空へ向けて舞を踊った次の日
たくさんの雨が降りました。


人々は女の子を崇め、讃えました。
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