輝きのままで
あまりに方向音痴すぎて、駅の近くで私はただ困っていた。
その時、ボトルのコーラを飲んでいた青年が声をかけてきて…
「さっきから大丈夫?何処へ行きたいの?」
その人がシュウジだった。
背が高く、優しい雰囲気の人。
彼はほんの少しだけ、年上のように見えた。
私は、年齢の近い男の人が特に苦手だったので、つい俯いた。
「そんな警戒しなくて大丈夫だよ。あ、そうだ」
そう言って、彼は学生証を見せてくれた。
「これで少しは安心した?」
そう言って笑った顔もまた優しげで。
彼もまた、郊外の大学に通う2年生だとわかり、その時に名前も知った。
その時、ボトルのコーラを飲んでいた青年が声をかけてきて…
「さっきから大丈夫?何処へ行きたいの?」
その人がシュウジだった。
背が高く、優しい雰囲気の人。
彼はほんの少しだけ、年上のように見えた。
私は、年齢の近い男の人が特に苦手だったので、つい俯いた。
「そんな警戒しなくて大丈夫だよ。あ、そうだ」
そう言って、彼は学生証を見せてくれた。
「これで少しは安心した?」
そう言って笑った顔もまた優しげで。
彼もまた、郊外の大学に通う2年生だとわかり、その時に名前も知った。