【完結】カルティナ姫と三人の王子〜目が覚めたら婚約者が三人いました〜


「何か食べたい物はありますか?姫」

 そう聞かれると結構、難しいな……。
 色々ありすぎて迷ってしまう。

「そうですね……。カルナさんは何かありましたか?食べたい物」
 
 と問いかけると、カルナさんは「僕は姫が食べたい物を、一緒に食べたいです」と言ってくれる。

「わたしに、合わせてくれるのですか?」

「はい。なので何でも遠慮なく仰ってください」

 カルナさんはわたしの方に視線を向けながら、そう言ってくれた。

「……ありがとうございます」

 カルナさんは優しい人だな……。

「あの、カルナさん」

「はい」

「あの、サンドイッチとスイートポテトを食べたいのですけど……」

 色々ある中でも、やっぱりり気になっていたサンドイッチとスイートポテトに、目が行ってしまうわたしであった。
 
「決まりましたか。 では、サンドイッチとスイートポテトを食べましょうか」

「は、はい」

 美味しそうなサンドイッチの中身は、何だろうな……。スイートポテトは、とても美味しそうだった。
 わたしはスイートポテトが小さい頃から大好きで、昔からよくおやつなどに食べていた。
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