ずっと..ずっと..逢いたくて







幼なじみのふたり、気づいたらずっと一緒にいた。


幼なじみの垣根を超えて、恋人未満のようになっている。




私は初恋の人だった聖を諦めたあの頃から、恋ひとつしていなかった..。

シオリと別れて間もない蒼は、そんな私に詰め寄ると..


『ゆあは好きな人は出来たのか?』

『いないし..あれから恋すらないんだよ』

『寂しいよな』

『寂しいね、冬が嫌だわ..』



結構、切実な悩みだったりして..

って、冬を前に..人恋しくなっているのは事実かもね。


頷く蒼は、何を言い出すかわからない面が多い。
< 326 / 476 >

この作品をシェア

pagetop