ずっと..ずっと..逢いたくて







空港内はどこにいるのか、必死になって探していた..


『蒼ぉー』

『ゆあーっ、ゆあー..こっち..』


搭乗口にいて、飛行機に乗るのを待っている蒼がいた。


方向音痴な私を、蒼が見つけてくれた..。

でも、これから行っちゃうんだ..土地勘もない地に..。


『ゆあ、行って来ます』

『蒼、気をつけてね♪』

『ゆあ、いつか迎えに行くから..じゃあな』


その事はまだ良かったんだよね。

慣れない地にひとり..不安がる蒼と毎日のように連絡をし合った。

顔を見て話す事が出来ないまま、2か月..。

着いて行くべきだったのかもしれない..。
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