明日もキミといられたら。
「えっと……付き合って、ください……」


顔はさらに真っ赤。

だけどそれは私も、だと思うっ……

ちゃんと返事したほうがいい、よねっ

「よ、よろしくお願い、します……っ」

そう言いながら何回もペコペコと頭を下げた私。

白鳥くんは何故かキョトン顔。

「いいの……俺なんかで……」

珍しく目を見開く白鳥くん。

「わ、私こそっ、いいの………?」

なんとももどかしい状態。

あわわっ………

白鳥くんの顔が恥ずかしくて見えないっ……

「それ、じゃあご褒美、いただきます」

いきなりそう言った白鳥くんに今度は私がキョトン顔。

するとどんどん白鳥くんは私の方へ向かってくる。

「し、白鳥、くん……っ?」

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