理想の恋愛　 　　〜高校生編〜
第2章　尊敬する恋。

高校入学

　私は、河野雪（ゆき）。15歳。
　この春から、県立の高等学校の高校生になった。
　
　私は、小学生の時に、スポーツクラブでバドミントンをやっていた。
　中学生になっても、バドミントン部に所属し、熱中していた。
　
　友達は普通にいた。
　しかし、恋愛だけはしたことがなかった。
　誰かを好きになる気持ちがわからない。
　友達は、みんな
「〇組の＊＊くんが好き」
「私は、□□くん。」
　っていう話で、盛り上がるのだが、、その話だけは、いつも入れずにいた。
「ゆきは？」
　と聞かれても、
「特に・・・。」
　という。
「嘘だ？隠してるでしょ？」
と言われても、本当に好きな人なんていなかった。

　友達のことは、もちろん好きだし、女子だから、男子だから好きってのがよくわからなかった。　だから、私の初恋は、まだなのだ。
　これから、みんなの言う『好き』が生まれるのかもわからない。
　
　
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