夢でもいいから あなたに会いたい



「えっと、大丈夫?具合悪い?川原さんは1つ後ろで僕がここの席なんだけど……」

本当に心配そうに聞いてくる紺野くん。






えっ、紺野くんが具合悪いんじゃないの?確かここは唯ちゃんの席だよ。


「ねーね。唯ちゃん、唯ちゃんって私の席の隣だよね。」

なぜか後ろに座っている唯ちゃんに聞いてみるとぽかーんってしている。

「ええ、なにいってんのなっちゃん。私はここで日向君が前だよ。」

「うそ!」

絶対にありえない。だって、今日私は紺野くんについて知ったんだよ。

おんなじクラスだったら、ましてや隣だったら紺野くんのことは知ってるでしょ!普通!


「大丈夫なっちゃん?保健室つれていくよ?」

しんぱいそうな唯ちゃんにこれ以上なんかいったら、すぐに保健室に連れていきそうだったので、何にも言わないことにした。

ん~?じゃああれは、夢だったのか。なるほど……

いまいち納得できない。






< 28 / 77 >

この作品をシェア

pagetop