唯くん、大丈夫?
いつだっけ、と思う暇もなく私が送ったメッセージ横に既読マークが浮かび上がった。
あわわ、大変だ!唯くん、その人との待ち合わせ勘違いしちゃうかも…!
私は慌てて『唯くん、宛先間違ってるよー』とメッセージを送る。
そのメッセージもすぐに既読になって、ひと安心する。
ふぅ…
ビックリの連続で心臓がもたないよ…
とにかくぐちゃぐちゃになった頭を落ち着かせようと、当初の予定通り下りエスカレーターに乗り込んでホームを目指す。
その途中にも壁に貼られた唯くん、唯くん、唯くん…
……クフゥ…。
私は熱くなる顔を両手で覆った。
もう、何が何だかわからないけど
かっこよすぎでしょう、唯くん…
私はそのまま人の流れにのって、電車に乗り込む。
空いてはいないけど、混み合ってもいない車内の中ほどで吊り革に捕まると、また唯くんと目があった。
先週見たうなじのキスマークはこれの消し忘れだったんだなぁ。
ふとさっき女の子たちが言ってたことが気になって、唯くんのSNSを探してみる。
あ、いた。
…『ユイ』。
わ、わ、凄い
あの写真嫌いなはずの唯くんの、それもオシャレでかっこいい写真がたくさん…!!
自己紹介文には『ユイ。読モ。』とだけ書かれてる。
どうやらマネージャーさんが更新してるみたい。
…フォロワー数は、いち、じゅう、ひゃく、せん……8万!?
フォロワー数、8万人!?
超、超有名人じゃん…!!なんで私は今まで知らなかったのか不思議なくらいだ。
あわわ、大変だ!唯くん、その人との待ち合わせ勘違いしちゃうかも…!
私は慌てて『唯くん、宛先間違ってるよー』とメッセージを送る。
そのメッセージもすぐに既読になって、ひと安心する。
ふぅ…
ビックリの連続で心臓がもたないよ…
とにかくぐちゃぐちゃになった頭を落ち着かせようと、当初の予定通り下りエスカレーターに乗り込んでホームを目指す。
その途中にも壁に貼られた唯くん、唯くん、唯くん…
……クフゥ…。
私は熱くなる顔を両手で覆った。
もう、何が何だかわからないけど
かっこよすぎでしょう、唯くん…
私はそのまま人の流れにのって、電車に乗り込む。
空いてはいないけど、混み合ってもいない車内の中ほどで吊り革に捕まると、また唯くんと目があった。
先週見たうなじのキスマークはこれの消し忘れだったんだなぁ。
ふとさっき女の子たちが言ってたことが気になって、唯くんのSNSを探してみる。
あ、いた。
…『ユイ』。
わ、わ、凄い
あの写真嫌いなはずの唯くんの、それもオシャレでかっこいい写真がたくさん…!!
自己紹介文には『ユイ。読モ。』とだけ書かれてる。
どうやらマネージャーさんが更新してるみたい。
…フォロワー数は、いち、じゅう、ひゃく、せん……8万!?
フォロワー数、8万人!?
超、超有名人じゃん…!!なんで私は今まで知らなかったのか不思議なくらいだ。