初恋リベンジ!
「ちょ、勇大俺のこと置いて行くなよー!」
勇大と一緒にいた男の子だ。
茶髪で目は二重で大きい。身長は勇大くんよりも低く、かわいらしい見た目をしている。

「あ、梨々香ちゃん!久しぶり!」
え?私のこと知ってるの?
でも、誰なんだろう。分かんないな。

梨々香「えっと、誰でしたっけ?」

「え!俺のこと覚えてないの!?幼稚園生の時いつも勇大の隣に居たじゃん〜。」

梨々香「あ、もしかして勇大くんの子分の…。」

流星「子分じゃなくて、天野流星だよ!!」

梨々香「あ、天野くんか!ごめん。天野くんは何組なの?」

流星「俺は、7組だよ!ちなみに勇大も7組!」

梨々香「え!じゃあ、私たちと一緒じゃん!」

流星「そうそう!そういえば、そっちの子は…?」

梨々香「あ、この子は私の親友だよ。」

胡桃「初めまして、木下胡桃です。」

流星「2人ともかわいいね〜!俺のことは流星って呼んで!」

胡桃「オッケー。あ、もうこんな時間!流星、梨々香、早く教室行かなきゃ!」
私たちは3人で教室まで向かった。
勇大くん、やっぱり私のこと怒ってるのかな。
知らないふりしてたし。

教室に入って席を確認する。
私の席は…え!勇大くんの後ろじゃん!
勇大くんの席の周りには女の子たちが集まっていた。
モテてるな〜。

勇大「邪魔だ、俺の前から消えろ。」
勇大くんは女の子たちに向かって冷たい声でそう言った。
こ、怖い!勇大くん、前はそんな人じゃなかったのに…。
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