この景色を、君と何度も見たかった。
袖触れ合うも他生の縁

待ち望んだ未来。

1人目に晒した 一ノ瀬 花 のその後。

私たちが望んだ結末になっていた。

一之瀬端のお母さんはうちの子は悪くないと言い続けた。

いじめられる蒼の妹が悪いと言った。

けどこれは世間が許さなかった。

どれだけ一之瀬 花の母が娘を守る言葉を発言してもその一ノ瀬 花に降りかかる誹謗中傷は無くならなかった。

一之瀬花の父は自営業で社長をしているらしい。

この生配信があったと同時に

次々と一之瀬花の父の会社は他の会社から契約を切られた。

父親が契約を切られた会社に電話しても
もう関わらないでくれと言われたそうだ。


そして一之瀬 花 の父の会社は倒産となった。

父が長年努力して努力して大きくしていた会社だった。

それを一之瀬花は一瞬で壊したのだ。

いや壊されたと言ったほうが間違いではないのかもしれないが事の引き金を引いたのは一之瀬花だ。

そして一ノ瀬 花の家はすぐに特定されて毎日嫌がらせの電話、

嫌がらせの落書き

ネットでの家族全員がさらされると言う最悪な結末で終わった。

この状況に一之瀬花の母はうちの子は悪くないと言えなくなっていた。

そしてこの一家は今まで、少し外よりもお金を持っていたと言うことからずっと近所の人たちのことを見下していた。

それもあったせいか、
外へ出ると近所の人たちからたくさんの嫌がらせを受ける。

「お宅のお嬢さん元気そうね。

人の子の人生を狂わしたおいてよく平気で外に出られるのね。

その神経すごいわ」

と言われたり、
噂をされたりどれだけ私たちは悪くないといってもここまでネットに晒されていいれば逃げることはできなかった。

ネットで晒されてから3度の引っ越しをしたそうだ。

どの家に引っ越しても誹謗中傷は止まない。

どれだけ電話番号を変えても電話がかかってくる。

そしてその近所でまた噂をされる。

父も、長年育てあげてきた会社が一気に潰れてしまって心を失ったように家にいている。

いつもいつも花の1番の味方だった母親も誹謗中傷や嫌がらせに耐えられなくなってきた。

やがて一ノ瀬一家は家庭崩壊をしたそうだ。

家族がバラバラになったところで誹謗中傷がなくなるわけではない。

そして一ノ瀬 花は一生インターネットに
顔写真が残り続ける。

逃げても逃げても追いかけてくる。

どれだけ頑張って逃げても無駄なことを自覚し、人生を諦めると思う。

これだけのどん底の人生を味わっても味わってもまだ自分は悪くないと言い続けるのだろうか。

今彼女は何を思っているのかは全くわからないがそんな事はどうでもいい。

生涯、人をいじめることはできなくなるだろう。

一生いじめられる人生を送れば良い。

私は心の底からそう思った。

彼女にはこの人生がよく似合っている。

このまま人生を終りにするにしろ何にしろ
別にどうでもいいが苦しみ続ければ良いのだ。

私たちの復讐計画1人目成功。
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