殺し屋と呼ばれた女と溺愛KING

自分の戒め


次の日、朝起きてシャワーを浴びる。

「…はぁ。」

浴び終えて、鏡を見る。



…自分の色を見て溜め息をつく。



藍色の髪に紫色の瞳。
染めてもいないし、カラコンでもない。

…正真正銘、あたしの色だ。






この世界に入ってから、染めないと心に誓った。


学校では流石に茶色のウィッグと黒のカラコンを入れて行っている。
まぁ…顔を見られないようにフード付きパーカー着てるけどね。


それにしても…神崎蓮斗。
あいつは一体何を考えているんだ…。


まぁ…仕事だから、ある程度の距離は持っていなきゃいけないけど…仲間になれ、だなんて。
最初はあると思ってたのに…警戒心が無い。


あれで全国トップなんてね…。


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