たぶんもう愛せない
<願った世界>
「ねぇ大丈夫?次のサービスエリアで運転を交代しようか?」


永遠が免許証を取得したと言うことで親子4人で熱海の別荘に行く事になった。
もともと年に一度は家族で行っているが、いつもは匠さんが一人で運転しているが、今年は永遠が合宿免許で取得していきなりの高速走行になる。

「いや、母さんの運転の方が命の危険を感じるって」

「何よ、そんなにひどく無いでしょ」

「「「いやいやいやいや」」」

何故か、私以外全員が否定をする。

永遠が生まれたあとに美遠(みお)が生まれた、匠さんは今、会長になり海智さんが社長に就任している。海智さんは今も一人で、永遠や美遠を可愛がってくれている。一応、兄弟だし。


別荘についてから、匠さんと美遠が買い出しに行っている間、永遠と二人で家の窓を開けて換気をしていく。


「母さんは父さんのどこが好きなの?」

永遠がおもむろに聞いてきた。

「何処って、嫌いなところなんてないでしょ?」

「だって、結構、歳じゃん。てか、お祖父ちゃんと同じくらいだろ」

「そういうのをダンディって言うの!かっこいいでしょ」

「母さんは幸せ?」






あの日の話を思い出した。

「永遠くんが望んだ、奥様が幸せな世界だということです」





私は今、とても幸せよ


























































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