総長、私のリボンほどいて。🎀
*
7月15日の夜。私は部屋で勉強していた。
今日は月曜日だけど海の日で高校はお休み。
昨日のこともあって氷雅お兄ちゃんとゆったり過ごしたけど、結局、勉強の習慣が抜けなくて大学の受験勉強しちゃってる。
習慣って怖い……。
ヴーヴー。
私のスマホからバイブ音が鳴り響く。
え、夜野くん!?
私は勉強する手を一旦止めて、応答のボタンをタップし、右耳にスマホを当てる。
「も、もしもし?」
『ありすちゃん、突然電話してごめんね』
『今、一人?』
耳元に響く色気のある声。
「あ、うん。氷雅お兄ちゃんはバイトに行ってる」
『そっか、良かった』
「どうしたの?」
『あのさ、今から怜王達と高校で夜遊びすることになったんだけど、ありすちゃんも来る?』
え、高校で夜遊び!?
7月15日の夜。私は部屋で勉強していた。
今日は月曜日だけど海の日で高校はお休み。
昨日のこともあって氷雅お兄ちゃんとゆったり過ごしたけど、結局、勉強の習慣が抜けなくて大学の受験勉強しちゃってる。
習慣って怖い……。
ヴーヴー。
私のスマホからバイブ音が鳴り響く。
え、夜野くん!?
私は勉強する手を一旦止めて、応答のボタンをタップし、右耳にスマホを当てる。
「も、もしもし?」
『ありすちゃん、突然電話してごめんね』
『今、一人?』
耳元に響く色気のある声。
「あ、うん。氷雅お兄ちゃんはバイトに行ってる」
『そっか、良かった』
「どうしたの?」
『あのさ、今から怜王達と高校で夜遊びすることになったんだけど、ありすちゃんも来る?』
え、高校で夜遊び!?